
4GのWiFiルーターなのに、なぜ2G!?
それにはこんな訳があったんです。
実は4GのWiFiルーターといっても、常に4Gの回線を保証しているわけではありません。
4Gのような新しい方式は、初めは都市のごく一部からサービスの提供を開始されることが多いです。
でも、通信エリアが狭いと使う際に不便です。
そのため、4Gが使えない場所では3Gや2Gに自動的に切り替えて、エリアが狭くなるのをカバーしています。
なので前述のとおり、4G商品は全部の通信を4Gで保証しているという意味ではありません。
ドコモの高速データ通信サービス「Xi(クロッシィ)」で言うと、Xi対応機種は、FOMAのみのエリアに入ると自動的にFOMAに切り替わります。
世界のネットワークでは、もっと古い2Gが混在している国もまだあるため、4GのWiFiでも2Gに繋がることがあるのです。
高速データ通信といっても、場所によって使えないのでは意味がありません。
そのための仕組みです。
※2012年10月18日配信時点の情報です。